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No 528
Date 2003・07・31・Thu
【本】『お風呂の愉しみ』前田 京子、飛鳥新社、1999年私は18才まで、天然の温泉で育ったので、熱いお湯に比較的短時間で入浴を済ませるのが癖になっていました。一人暮らしを初めてからも、セパレートといえど、狭いお風呂では落ち着かないので長湯をせず、冬以外はシャワーで済ませることの方が多かったです。入浴剤も嫌いだし、せいぜいが冬至のゆず湯か五月の節句の菖蒲湯を楽しむくらい。
ところが妊娠してからというもの、半身浴みたいな感じで長時間ぼーっと入浴するようになりました。本を持ち込んで読書しながら入浴することも、しばしば。こうなってくると、必要最低限の入浴グッズしかなかった狭いお風呂でも、ちょっとはきれいにしてみたくなるというものです。 『お風呂の愉しみ』の著者は、お風呂をきれいにアレンジして本棚をつくったり、石けんやシャンプー、リンス、入浴剤なんかも自分でつくってしまいます。湯上がりの化粧水やコロン、歯磨きまでつくるっていうからすごい。 我が家はそこまでできませんが、観葉植物を置くだけで何だかいい気分になるから不思議。現在、石けんやシャンプー、歯磨きのストックががなくなるころ、著者のレシピを参考にいろいろつくってみる計画をしています。 もともとヨーロッパやアメリカではおばあちゃんのパイやジャム、スープのレシピといっしょに石けんや化粧水のレシピも娘や孫に伝えられたのだとか。科学が進みすぎたおかげで、保存料とか合成着色料、香辛料なんかが危なくなってしまった現在、手作りのよさをもう一度確認するのは、女性にとって、ニンゲンにとって必要な防衛本能なのかもしれません。 この本の人気のおかげで、お風呂の愉しみネットストアという直売サイトのような通販もあります。興味のある人はのぞいてみてください。
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